東京湾で、サワラブレードジギングの始め方・やり方を解説します。
そこでこの記事は、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。
- ブレードジグを始めたいけどやり方がわからない
- 道具は何を揃えたらいいの?
- 船から釣るの?ショアから釣れるの?
東京湾サワラブレードジギングとは?
東京湾のサワラを釣る方法として、近年注目を浴びているのがブレードジグです。
ブレードジグとは?
- リアフックにブレードを付けたタダ巻き用のメタルジグ
例えば、以下のようなジグです。
東京湾では、ブレードジグは、比較的浅場の20mくらいの水深で、扱うことが多いです。
東京湾のサワラブレードジギングで用いるウエイトは、40gが中心です。
若干潮が効いていると、底がとりにくい状況があります。
その時は、50g,60gを使います。
基本は船に乗って沖合に出る必要がある
東京湾のサワラを釣るには、船にのって沖合に出る方法が一般的です。
釣りものでサワラを対象にしている船宿さんとしては、以下があります。
ご自身の近所の船宿さんを予約するのがよいでしょう。
ポイント
- 初心者の方は、船宿さんに予約する際に初心者であることを伝えると準備するものや、ルールなどを教えてくださりますので、聞いてみましょう
釣り船さわ浦丸
船宿さわ浦は東京都江東区にある、老舗船宿です。
清澄白河駅から徒歩数分で着くので、非常にアクセスのよい点もよいです。
アイランドクルーズ
横浜では、非常に有名な船宿さんです。
ショアから釣れるの?
- サワラは、ショアからももちろん釣れます
ただ、圧倒的に船に乗って沖合に出た方が釣りやすいです。
ショアから釣る場合は、8ft以上のロッドでロングキャストして広範囲に探るのがコツです。
使用するルアーは以下がオススメです。
以下では、基本的にはオフショア(船)での釣りで用いるタックルを紹介します。
東京湾サワラブレードジギングの始め方
東京湾サワラブレードジギングを始めるには、まずは以下の道具をそろえる必要があります。
船宿さんによってはレンタルもありますので、いきなりの道具の購入に躊躇してしまう方は、レンタルを検討するのもよいと思います。
必要な道具
- リール
- ロッド
- メタルジグ
- プライヤー
- メインライン
- リーダーライン
- プライヤー
全ての道具をそろえるとなると5万円程度かかります。
以下では、初心者の方向けに低価格帯でオススメの道具を紹介します。
リール
サワラブレードジギングで使用するリールはスピニングリールで、サイズは、3000~5000番程度のサイズが最適です。
またサワラは、基本高速で巻くことで反応するので、XG(エクストラハイギア)、HG(ハイギア)モデルが絶対条件となります。
【シマノ】アルテグラ(C5000XG)
約15000円程度で購入可能なリールで、初心者におすすめのリールです。
ロッド
やわらかめのキャスティングロッドやシーバスロッドがオススメです。
船宿にもよるのですが、船中ではアンダーハンドキャストが基本になるケースが多いです。
その場合、8ftロッドだとやりにくいので、6~7ftくらいの長さのロッドがオススメです。
Jackson(ジャクソン) オーシャンゲート オフショア キャスティング JOG-700L-K LC
このロッドは、軽いバイトでもティップが入りやすいので、口切れしやすいサワラをばらしにくくオススメです。
メタルジグ
東京湾のサワラは小型のイワシをベイトにしていることが多いです。
なので比重の高いタングステン製の小型のメタルジグがオススメです。
【コーモラン】 メタルマジックTG
プライヤー
プライヤーは、釣れた魚の針を外したり、スプリットリングをルアーに取り付けるのに使用します。
Umibozu(ウミボウズ) フィッシングプライヤー
このプライヤーさびにくくオススメです。
サイズ感もちょうどよくかなり使いやすいです。
メインライン
メインラインは、8本編みのPE1~1.5号くらいがオススメです。
太くなるとキャストの距離が稼ぎにくくなるので注意が必要です。
シーガー(Seaguar) シーガー PE X8
他社のPEラインに比べてシーガーのラインは、しなやかで非常に扱いやすいです。
特に初心者の方でPEラインを使い慣れていない方が、安いラインのゴアゴアしたものを使うとライントラブルのリスクが高くなります。
なので、ラインは、信頼性と実績の高いシーガーをおすすめします。
リーダーライン
リーダーは、30~40ポンドのラインがオススメです。
個人的には、フロロラインの方が好みですが、ナイロンラインの方も多いです。
耐久性という観点ではフロロの方が強いので、個人的にはフロロがオススメです。
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー
比較的安価なリーダーラインで、オススメです。
東京湾サワラブレードジギングのやり方
東京湾サワラブレードジギングは、以下の流れで釣りを行っていきます。
やり方概要
- キャスト
- 底までジグを沈める
- 高速巻きで回収する
- ヒットしたら、サワラを釣り上げる
キャスト
キャストは、船宿さんの指示やルールに従って行ってください。
主なキャスト方法は、アンダーハンドキャストかオーバーハンドキャストになります。
特に乗り合い船で、他の釣り人が多い状況では、アンダーハンドキャストが必須になります。
アンダーハンドキャスト
アンダーハンドキャストのやり方は、こちらの動画が参考になるかと思います。
オーバーハンドキャスト
オーバーハンドキャストのやり方は、こちらの動画が参考になるかと思います。
底までジグを沈める
ジグが海底まで沈むとラインが出るのがストップします。
ただし、潮の流れが速いときは着底がとりにくい場合があります。
その場合は、ジグの重さを重くすると良いでしょう。
基本は、40gのジグを中心に組み立てるとよいです。
着底の取り方は、以下の動画が参考になります。
高速巻きで回収する
東京湾のサワラブレードジギングでは、巻く速度が重要です。
巻く速度は、リールから煙が出るくらい高速で巻くというのがコツです。
ただよく高速巻きをしているときにジャカジャカ安定して巻けてない方がいらっしゃいます。
わずかな違いですが、この差で釣果に影響があるときが多々ありますので注意しましょう。
ポイント
- 高速で巻くがジャカジャカさせ(すぎ)ないことが重要
以下の動画が参考になるかと思います。
ヒットしたら、サワラを釣り上げる
サワラのサワラブレードジギングでヒットしたとき、キャッチ率を上げるコツは、主に以下3つです。
ポイント
- 即合わせしない。基本巻き合わせ。
- ドラグは緩め
- ランディング時に最後サワラは走るので、注意する。ランディング時は、ラインを短くして外れても安全な状況にする。
サワラのやりとりが非常に上手なアングラーの方(小峯青氏)を紹介しますので、以下の動画を参考にしてみてください。