どうも、RICOと申します。
この記事では、このようなお悩みを解説します。

- インデックスファンドの銘柄の選び方がわからない
- 手数料が低いものがいいって言われたけどどう見るの?
- オススメの銘柄は?
投資初心者の方には、インデックスファンドの選び方って難しいですよね。
筆者も株式投資を始めたときは、正直全然わからなかったです

とりあえずS&P500に連動するやつを選んでおくか・・・という感じでした。
ただ、インデックスファンドを選ぶときは、結構いろいろなところをチェックした方がいいなーというのが投資をしながら覚えてきました。
なので今回は、インデックスファンドの銘柄の選ぶとき、どのような観点で選ぶと良いかをまとめたいと思います。
では、早速本題に入っていきましょうー!!!
オススメの証券口座は?
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楽天証券です!
めちゃくちゃお得です。
この記事の内容
・インデックスファンドとは?
・インデックスファンドの選び方
・インデックスファンドでオススメの銘柄
この記事の信頼性

30代からサイドFIREを目指したいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
私が、サイドFIREするまでにしたことをまとめており、参考になるはずです。
インデックスファンドとは?
インデックス(市場の動きを示す指数)と連動して価格が変動することを目標とした投資信託のことです。

投資信託って?
投資信託とは?
投資信託は、多数の投資家から販売会社を通じて拠出された資金を、運用会社に属する資産運用の専門家が、株式や債券、金融派生商品などの金融資産、あるいは不動産などに投資するよう運用を指図し、運用成果を投資家に還元する金融商品。(Wikipediaより)
難しいので、ざっくりとしたイメージで示しますね。

投資信託には大きく二つあります。
・インデックスファンド:日経平均株価やTOPIXといった指数に連動|手数料安い傾向あり
・アクティブファンド:指数を上回る、または指数に捉われずにリターンの獲得を目指す|手数料高い傾向あり

一般的に、手数料がインデックスファンドのほうが、アクティブファンドに比べて低いです。
そのため、リターンにおいても、アクティブがインデックスに勝つケースは少ないです。
なので、基本インデックスファンドへの投資を検討しておけば間違いないかと思います。
上級者で目利きができる人が、アクティブファンド向けと言えるでしょう。
インデックスファンドの一覧
インデックスファンドの一覧は、マネックス証券のものが見やすいので私は、活用しています。
詳細は以下のリンク先を参考にしてみてください。
インデックスファンドの選ぶポイント
私が、よくチェックするポイントは以下3つです。
①ファンドの基本情報
②手数料
③シャープレシオ
では早速この三点をどのように確認するのか解説します。
代表的な銘柄であるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を例に見ていきます。

ファンドの基本情報
・ファンドの基本情報とは、金融商品をどこが扱っているか?という情報
この情報の確認をおろそかにすると、ファンドが倒産したり、保証されなかったりなどのリスクが潜んでいるかもしれません。
なので、かならずどういう会社が運用しているのか?はチェックしましょう。
・なるべく大きな会社が扱っている金融商品のほうが良いです。
なぜなら、信頼性が大きな企業のほうが高いためです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) の運用会社は、三菱UFJ国際投信
これは、申し分ないくらい大きな会社ですね。
詳細は、リンク先からその会社の情報を確認できるのでチェックしてみてください。
特にリンク先の「会社情報」をよく読みどういう体制で投資されているか?などをチェックすると良いかと思います。
手数料
手数料は、自分の得る利益に直結するものです。
なので、よーく確認しましょう。
・信託報酬率を確認すること
・信託報酬率がなるべく低い銘柄を選定すること

信託報酬の具体的な計算方法
年間80万円投資する場合で計算します。
例1:信託報酬率が0.0968%の場合 (eMAXIS Slim米国株式(S&P500) )
・信託報酬:80万円× 0.000968( 0.0968% ) = 約774円
・税額:774×0.01(1%)=7円
・1年間の手数料:774+7 = 781円
・1日当たりの手数料:781/365 = 約2円
例2:信託報酬率が0.44%の場合 (eMAXIS 日経225インデックス)
・信託報酬:80万円× 0.0044( 0.44% ) = 3520円
・税額:774×0.01(1%)=35円
・1年間の手数料:3520+35 = 3555円
・1日当たりの手数料:781/365 = 約9円
例1と例2で3555 - 781 = 2774円の差がある。


この差は、結構大きいですよね
80万円の投資で、2774円の差ということは、例えば160万円の場合は、5548円となります。
1600万円の投資の場合は、55480円です。

5万あれば国内旅行に行ける・・・確かに結構大きな差になる。
投資金額は、投資年数がたっていくとだんだんと大きくなっていきます。
そうなると最初は大したことない差だと持っていたものが、後半では大きく膨れ上がります。
・手数料は少しでも低い選択することが大切
・最初は小さいと思っていた差でも投資金額が大きくなるとその差は大きく膨れ上がる
シャープレシオ
シャープレシオは、とても重要な指標の一つです。

投資初心者の方だとこのパラメータが何を示しているのかを理解していない方が多いのではないでしょうか?
しかし、投資においてシャープレシオは基本中の基本です。
しっかりと理解することで、今よりしっかりとした投資判断ができるようになります。
シャープレシオを正しく理解することで、その金融資産がどういう資産なのか?を素早く正確に理解することができます。
シャープレシオ=リターン/リスク
つまり、リターンが大きいほど、リスクが小さいほどシャープレシオは高くなります。
シャープレシオは高い方が良い
ということになります。
なので投資信託は、シャープレシオが高いものを選ぶことが重要です。

リターンってのはわかるんだけど、リスクって何だろう?
リスクって難しいですよね。
なんとなく悪いってイメージって方も多いと思います。
間違いではないですが、完全に正しい理解とも言えません。

リスクについては、以下のツイートを参考にしてみてください。
つまり、リスクというのは、価格の変動の大きさを示します。
リスクが高いほど大きなリターンを得やすいのですが、その分大きく損失を被る可能性もあると言えます。
投資の基本は、リスクを小さくリターンを最大化する金融資産に投資すべきです。

それってどういう銘柄なの?
下の図の左の図のような銘柄です。
波の振幅が狭く、右肩上がりな銘柄です。
例えば、下の図で言えばリスクがより低い左の方がシャープレシオも高いです。

シャープレシオの計算の具体例
具体的な計算例を示します。
銘柄1:直線(線形)に成長
銘柄2:ギザギザと成長

両銘柄のリターンとリスクとシャープレシオの計算結果は、以下です。
この両銘柄の平均リターンは実は変わらないのです。
*平均リターンは一日あたりのリターンの平均値を算出しました
銘柄1 | 銘柄2 | |
平均リターン | 1 | 1 |
リスク | 0 | 25.18056 |
シャープレシオ | ∞ | 0.039713 |
両銘柄のシャープレシオは大きく違います。
銘柄1のほうが銘柄2よりシャープレシオが高いので優秀な銘柄
変動(リスク)が大きいと損する可能性も高くなる
よって、リスクが低い方がよい→シャープレシオが高い方が良い

リターンが同じでもリスクが低い方が良い!!
つまりシャープレシオが高い方が良い!!
その通り!!だからシャープレシオを一つで銘柄の優秀さをリターンとリスクの二つを含めて把握できるのです。

計算式の詳細は知りたい方は以下を参考にしてみてください。
今回はわかりやすく説明するために、あくまで簡易的にシャープレシオを算出しています。
もし、より詳細にシャープレシオについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【Python】シャープレシオの計算方法|ファイナンス理論入門

変動が大きい銘柄は、心身的に疲れるので、なるべくリスクが少ない銘柄を選ぶってのは、健康的にもよいですよ!
インデックスファンドでオススメの銘柄
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
インデックスに採用されている米国の株式に投資を行い、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象インデックスの変動率に一致させることを目的とした銘柄です。
手数料が低く、平均リターンが高い一番のオススメ銘柄です。
間違いなく多くの方にとって、ポートフォリオの中心となる銘柄です。
迷ったらまずはこれ!

銘柄 | 騰落率(6か月) | 信託報酬 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 14.51% | 0.0968% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
「楽天・全世界株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資する。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。(楽天証券より)
要するに全世界の株式と連動することを狙ったインデックスファンドです。
米国への投資比率が、 eMAXIS Slim米国株式(S&P500) より下がるので、リターン率も若干低いです。
なので、米国以外の株を保有することでリスクヘッジしたい方向けといえるでしょう。

銘柄 | 騰落率(6か月) | 信託報酬 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 10.15% | 0.132% |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 『愛称:雪だるま(全世界株式)』
主に「グローバル株式インデックスマザーファンド」を通じて、実質的に日本を含む世界の株式へ投資を行い、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。マザーファンドは、ETF(上場投資信託)を含む投資信託証券を主要投資対象とする。(参照元:楽天証券)
全世界株式インデックスファンドは、信託報酬が eMAXIS Slim米国株式(S&P500) より低いです。(2021年11月時点)

銘柄 | 騰落率(6か月) | 信託報酬 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 『愛称:雪だるま(全世界株式)』 | 10.16% | 0.0682% |
まとめ
今回は、インデックスファンドの銘柄の選び方について解説しました。
インデックスファンドを選ぶポイントは、以下三点です。
①ファンドの基本情報:運用している会社を確認すること
②手数料:安いところを選ぶ
③シャープレシオ:高いところを選ぶ
オススメのインデックスファンドの銘柄は、以下です。
・ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・ 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・ SBI・全世界株式インデックス・ファンド 『愛称:雪だるま(全世界株式)』
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。